オルニチンの副作用
オルニチンの副作用
オルニチンにどんな副作用があるのでしょうか?
そもそも、オルニチンはシジミなどに含まれている健康成分で、
様々な、効果・効能が期待されている人気の成分です。
そのため、できるだけ多く摂取したいというのは当然かもしれません。
そこで気になるのは、オルニチンに副作用があるのかどうかです。
ちなみに、オルニチンの一日の摂取量は500〜1500mgとされています。
基本的には、これくらいのオルニチンの摂取量となると、
サプリメントを利用するのが一般的になると思うのですが、
オルニチンを食品で摂取するとなると、どれくらい食べなければいけないのか。
オルニチンが豊富に含まれている食品の代表といえばシジミでみてみましょう。
シジミの場合、100g(約30〜40個)を食べた場合、
含まれているオルニチンの量は、だいたい10〜15mgぐらいです。
つまりは、オルニチンの理想の摂取量を得るためには、
最低でも3kg以上のシジミを毎日食べなければいけないことになります。
それは、さておいて、オルニチンに成分的な副作用があるかといえば、
無いというよりも、今のところ副作用らしき報告が無いということです。
実際の研究結果において、オルニチン摂取による成分的な反応や、
通常の摂取量の3〜5倍の過剰摂取でも、安全性が高いとされています。
そのため、オルニチンは安心して摂取できる健康成分なのです。
ただし、注意が必要なポイントがあります。
先天的な要因の疾患で、血液中のオルニチン濃度が
異様に高い状態の方が稀にいるそうですが、
この場合、体内のオルニチン濃度が高くなりすぎる場合があるので、
食品からの摂取に留め、サプリメントは使用しないようにしましょう。
また、他のアミノ酸と同様に、過剰摂取した場合、
体質によっては胃痛や下痢が起こる可能性があります。
この場合は、サプリメントの摂取量に気をつけて、
まずは最低限の400mgからの摂取から試してみるようにしましょう。
オルニチンは安全性の高い健康成分ですが、
基本的には過剰摂取は避けるようにし、
体質に合わない場合は、摂取を一旦止めて医師に相談しましょう。
また、妊婦、授乳されている方、薬を服用中、
あるいは通院されている方は、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。